まったく良いお酒が手に入りました。
和歌山県の株式会社世界統一さんが出している純米吟醸「南方」無濾過生原酒です。
スルスルと飲みやすくて最近どハマりしている生酒系です。
阪急の日本酒売場で蔵元と直接話し、さらに試飲までさせていただきました。
ひやおろしと迷ったのですがこっちの方が甘味が強く飲みごたえがありました。
お値段は1,600円程。
スペック
使用米
麹・兵庫県産山田錦
掛・香川県産オオセト
精米歩合:50%
アルコール度:16度
純米大吟醸 <南方> 雄町でIWC(インターナショナル・ワインチャレンジ)で「シルバーメダル」受賞を受賞しているシリーズです。
よくよく調べたら雄町の無濾過生原酒もあったみたいです。。
置いていたらこっちを買ってたかも。
呑み味
生原酒タイプのお酒は温めて飲むと風味が飛び、甘味が強くなる傾向にあるので、今回は冷酒で頂きますー。
原酒にしては度数が低めの16度。
山田錦を使用していて吟醸の香りが高く、生酒特有のふっくらした風味が漂ってきます。
含むと香りと共にヨーグルトの様な甘味とほどよい酸味がトロっと口全体に広がります。
冷酒でもしっかり楽しめるように作り込まれています。
後味もすっきり余韻は少なめです。
裏ラベル
紀州が生んだ<知の巨人>南方熊楠は、紀州伝統蔵 清酒世界一統の創業者 南方弥右衛門の実子として生まれました。世界の植物学・民俗学に大きな功績を残した熊楠は自然保護活動の先駆者でもあり、のちに世界遺産登録された「熊野古道」が豊かな自然を現在まで残しているのは、熊楠の活動が大きく影響しているといわれています。紀州の豊かな自然の恵みに育まれ、熊楠の情熱・探求心は清酒世界一統の酒造りに代々受け継がれています。
合う料理
この日本酒の香りや甘みを楽しみたい場合は、香りが少なく塩気のあるものがマッチします。
白身魚の塩焼きや生ハムがおススメします。
味の濃い料理、豚の角煮などに合わせると口の中がさっぱりして美味しいですよ。
食前酒・食中酒ともに幅広く楽しむことができます。
注意点
南方シリーズは蔵元HPで通信販売を行っていません。
百貨店や酒屋さんで見つけたら是非試してほしい一品です。
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