日本酒風呂と酒粕風呂を徹底比較

日本酒風呂 お酒
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日本酒風呂と酒粕風呂が美容に良いと聞いたことがあるけど、入浴方法や後片付けのやり方が分からず二の足を踏んだりしませんか?

保湿効果や血行促進効果があり、いざ入ろうと思っても、分量や入浴後処理はどうしたらいいかよくわからないですよね。

ここでは、日本酒風呂と酒粕風呂に焦点を当てて、それぞれの入浴方法と注意点をまとめていきたいと思います。

酒風呂の効果

まず気になるのは、酒風呂に美容効果や血行促進効果があるのかという点です。

入浴以前に日本酒は適量を飲めば、美容効果があることは有名です。

これは、日本酒に含まれるアミノ酸がお肌をつるつるにする効果があるため。

実は入浴だけでも十分効果があり、お酒を飲むのが苦手な方にもオススメです。

日本酒の化粧水や石鹸も同様の効果が見込まれます。

美白効果もあり酒造りの職人杜氏さんの手が白くてきれいという話もあるくらいです。

酒風呂で期待できる効果は次の3つ。

血行促進
日本酒には元々体温上昇の効果があります。普通にお風呂に入るだけでも体温は上昇しますが、日本酒風呂にすることにより、より入浴の効果を高めることができます。
体温上昇により血行がよくなり、冷え性、肩こり、腰痛改善、体内の老廃物を汗と共に流すことができます。
美肌効果
日本酒には、美肌効果もあります。先程の杜氏さんの話ですね。
日本酒にはコラーゲンが含まれており、シミや肌トラブルの原因となるメラニン色素を抑える力があるのです。
アンチエイジングや保湿効果、メラニンの生成を抑制して、シミやクスミを解消する効果も期待できます。
アトピーの改善にも良いとされています。

保温・保湿
日本酒風呂は普通のお湯よりもトロミが増し、お肌の保湿、保温の効果を高めることができます。
しっとりとした肌触りになり、お肌がつるつるになります。

これは日本酒風呂でも酒粕風呂でも同様に効果が得られます。

日本酒、酒粕両方ともアルコールが含まれていいるので、子供さんや妊婦、高齢者の方は控えたほうが良いと思います。

お酒アレルギーの人は要注意

パッチテスト用具

お酒(アルコール)アレルギーの人は日本酒風呂に入らない方が良いと思います。

日本酒風呂は、帰化したアルコールを吸うこともありますし、肌に直接アルコールが触れます。

普段の飲み会で赤くなりやすい人はアルコールを分解する力が弱いこともあるそう。

自分がアルコールに強いか弱いか簡単にパッチテストで調べることができます。

パッチテストのやり方はこちらの記事を確認ください。

日本酒風呂の入り方

日本酒風呂の入り方から見てきましょう。

まず、浴槽に一杯少し低めの温度(40度以下)のお湯を張ります。
お湯の温度が高いと長時間入ることができなくなってしまうので要注意です。

そこに日本酒をワンカップ(200ml)ほど直接入れてしまいます。
するとさらさらしていたお湯がトロリを帯びます。

私自身はこの程度の分量で満足できますが、もう少し美容効果を高めたいという方は入れる分量を増やしてもいいかもしれません。

あとは自分の体調を見ながら入浴しましょう。

とろとろとしたお湯ですぐにお肌がしっとりとしていき、じわーっと汗が出てきます。

最初はべたべたした汗が出てくるかもしれませんが、その後は岩盤浴で流す汗のようにさらさらとした汗に変わっていきます。

ワンポイント
アルコールの方がお水より気化しやすいため換気しながら入浴しましょう。
少し湯煎するとアルコール分が飛びます。

使用する日本酒は高価なものでなくてもかまいません。
飲み残しや、紙パックでも十分効果を得られますが、醸造アルコールが入っていない純米と書かれた物の方がアミノ酸などの成分が多いのでより効果的です。

酒粕風呂の入り方

日本酒風呂と同様にぬるめのお湯を張ります。

ガーゼやタオル、手ぬぐい等に酒粕を200グラム程度(お玉4杯分)取り、しっかりと紐や輪ゴム等で口を縛ります。

ガーゼの袋などがあれば便利です。

私がするときは、使い捨てのだしパックに入れて代用しています。
使い捨てで洗い物の手間がかかりません。

入浴中に酒粕がもれてしまうと後片付けが大変になるので注意が必要です。

あとは入浴中に酒粕の袋をモミモミしていくとだんだん酒粕がやわらかくなり、美肌効果のある成分が溶け出しお湯が白く濁ってきます。

日本酒を入れた時よりもとろとろが強く、それと共に日本酒の良い香りがします。

あとは日本酒風呂と同様で、汗がじわーっと出てきます。

ワンポイント
酒粕にもアルコール分が含まれてますので換気しながら入浴をしてください。
日本酒よりアルコール度数は少いですが、気になるならレンジで30秒程チンすることで度数を減らすことができます。

日本酒と酒粕の比較


それでは本題の日本酒と酒粕を比べていきましょう。
比べるのは次の4点です。

・入手方法
・入浴方法
・価格
・後片付け

入手方法
日本酒
スーパーやコンビニなどですぐに手に入れることができます。
飲み残した場合や、飲まないけど頂いた場合等、比較的入手に困難ではありません。

酒粕
スーパーであれば売っている事が多いですが、コンビニに置いていないことがほとんどです。
お店によって置いている場所も違うため最初に購入する際は探す手間があります。

入浴方法
日本酒
そのまま1カップ分投入するだけで日本酒風呂が完成します。
非常に簡単で、洗いものもなくすぐに試すことができます。

酒粕
ガーゼやタオルで酒粕を包むなどの下準備が必要です。
また、酒粕は栄養が豊富のため、手早く洗濯しないと雑菌が繁殖しやすくなります。
だしパックを使うと便利です。

価格
日本酒
日本酒の方がコストが高いです。
純米酒のパックでも2ℓで1500円程で買うことができ、一回当たり150円程です。

酒粕
酒粕の方が圧倒的にコスパが高いです。
1キロ500円程で買うことができ、一回当たり100円程です。

また菊正宗から酒風呂入浴剤も出ています。
※ネットで注文もできますが、定価(250円)より高価な場合が多く、東急ハンズやロフトで直接購入した方がお得です。

後片付け

日本酒
日本酒には栄養素が豊富に含まれているため、入浴後に綺麗に洗い流す必要があります。
水を抜いてそのまま放置してしまうとカビ等の栄養になってしまいます。

酒粕
酒粕にも栄養素が豊富に含まれています。
同じく、入浴後綺麗に洗い流す必要があります。
もし、ガーゼなどから酒粕が漏れてしまった場合、排水溝が詰まる可能性があり、掃除が大変になります。

まとめ

いかがだったでしょうか?

美容効果の高い日本酒風呂と酒粕風呂についてわかりやすく伝えれたら幸いです。

それぞれにメリットデメリットがあり一長一短です。

洗濯等の手間を省きたい人は日本酒。
コスパを重視するなら酒粕。

どちらにしても、美容と血行促進には効果が高いので自分のライフスタイルに合った方を選んでみてください。

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