初心者必見!マイ酒器に出会おう!

投稿者: | 2018年5月31日

日本酒をどのような器で飲んでいますか?

どんな器で飲んでも同じお酒なら関係ないと思っていませんか。

実は器の形や素材によって味や風味が違うんです

日本酒をよく飲まれる方はいろんなタイプのグラスを持っているかもしれませんが、初心者の方はどんな酒器があるかもわからないですよね。

わからなければ選べない。。

今回は、様々な酒器を紹介していきます!

是非、自分で選んでマイ酒器を手に入れてください。

今回のテーマ
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> マイ酒器に出会おう <
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味や風味が変わる理由

まずは、そもそも酒器によって違いがあるかという疑問になると思います。

人間は主に舌で味覚を感じます。
舌の部位によって感じる味覚が違います。

器によって一度に口に入る量や舌の形が異なるため味が変わります。

それと同時に匂いについても非常に味に影響を及ぼします。

苦手なものを食べるときに鼻をつまめばいいとか、鼻が詰まっていて味がしないなどの話を聞いたことはありませんか?

舌が感じられる味の種類は酸っぱさ、甘さ、苦さ、しょっぱさ、うまみの5種類です。

匂いによって何を食べているか判断しています。

例えば鼻をつまんでりんごを食べると、甘いけど何を食べているかわからなくなります。
つまんだ手を離すとりんごとわかるようになります。

酒器によって、お酒の香り、舌触り、見た目、喉越しが変わってきます。

酒器の大きさ

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引用 牛込・神楽坂 酒問屋 升本総本店の別館「涵清閣」 主人が語る

まず選ぶ基準は器の大きさです。
小さい順に
2勺(36cc)、2勺半(45cc)、3勺(54cc)、5勺(90cc)、8勺(144cc)、1合(180cc)です。

日本酒は、ビールよりも度数が高く、焼酎のように水等で割ることがあまりありません。
そのため、自分の飲める分量に合わせて大きさを選びましょう
冷酒で飲む場合、通常より酔いを感じにくいので注意が必要です。
また、冷酒や熱燗の場合、大きい物を選ぶとぬるくなったり冷めてしまうためあまりおススメではありません。

酒器の形

縁が広がっているタイプ
縁が広がれば広がるほど日本酒の香りが楽しめます
縁が広がっているワイングラス等では鼻がグラスに届くのでより芳醇な香りが楽しめます。

縁が狭いタイプ
縁が狭いタイプはお酒の香りはそれほど感じられず飲みやすく感じます。
すっきりとした飲み口が特徴的。

酒器の口径(口の広さ)

酒器の口径(口の広さ)もまた重要です。口径によって器に注がれた際の表面積の広さが変わります。表面積が増えると酸化速度と芳香成分の揮発量が上がり、香りもより感じられるようになります。小さくなるとその逆になります。

酒器の形状

丸みを帯びていて口が上に広がっている酒器の形状です。
口が上に広がるタイプの器はフレッシュな香りをより引き立たせ、お酒がスーッと喉に届き過ぎ去っていきます。
お酒の爽やかな風味が舌や喉を吹きぬけます。
味が薄く香りも少ないタイプが合います。

口径よりも真ん中が広いタイプは香りを控えめにし、濃醇な味わいを引き立たせます。
味が濃い香りの強いタイプが合います。

日本酒のタイプ別で選ぶ

薫酒(大吟醸、吟醸系)に合う酒器
香りの高い吟醸系の日本酒は口が広いラッパ型の酒器が最適です。
口をつけると自然に鼻までグラスに入り、日本酒の香りを逃さず堪能することが出来ます。
底が深い物を選ぶとよいでしょう。

爽酒(普通酒、本醸造)に合う酒器
淡麗辛口なタイプは飲みきりサイズの小さい飲みきりサイズが最適です。
温度の変わらないうちに飲めるものが良いでしょう。
形は細身でラッパ型のものが香りを堪能することができます。

熟酒(古酒、長期熟成酒)に合う酒器
古酒や長期熟成酒は重厚感のある色調の酒器がおすすめです。
目、鼻、口と3度楽しむことができます。
形状は個性的で濃密な香りを包み込めるように口が大きく、かつすぼまっているものを選ぶと良いでしょう。

醇酒(純米酒、生酛系)に合う酒器
純米酒、生酛系は最も日本酒らしさを持った、米の味をダイレクトに味わえるタイプの日本酒です。
形状は口径より下に膨らみを持たせた形がベストです。ふくよかな香りを包み込み、引き立てくれます。

引用 日本酒サービス研究会

薫酒、爽酒タイプは一口で喉までするすると入っていくようなストレートな酒器がおススメです。
喉越しや清涼感、フレッシュ感を最大限にひきたててくれます。

熟酒、醇酒タイプは口に含んで美味しさ、香りを楽しむ縁が太かったり、すぼまったりしている酒器おススメです。
口の中で、日本酒の旨味、風味を楽しむことができます。

酒器の素材

ガラス

ガラスの特徴は、無味無臭のため、お酒の味を変化させることなく楽しめる点です。

良くも悪くも日本酒の味本来を引き出します。

縁が薄いグラスではストレートに喉まで届き、よりシャープに感じます。

お酒本来の味を楽しみたい場合はガラスを選ぶと良いでしょう。

海外でも日本酒がブームであり、ワイングラスで日本酒を楽しむ人も増えているそうです。



素材で一番違いがわかりやすいタイプです。

錫は高いイオン効果により優れた殺菌・鮮度保持の機能を持っているといわれています。

「錫の器に注いだ水は腐らない」「お酒の雑味が抜けて美味しくなる」などと言われ昔から重宝されていました。

お酒が美味しくなるメカニズムは高いイオン効果でフーゼル油というアルコールを醸造するときに生成される物質を分解するためとされています。

特に辛口のお酒を入れると口当たりがまろやかになるとされています。



木も味の変化がわかりやすいです。

升で飲む場合は材質の匂いがお酒に移り、臭みが取れて飲みやすくなる傾向にあります。

また、木製のグラスは縁が厚く、お酒を重厚な味へと変化させます。

陶器

陶器や磁器等はやわらかく味わいたい場合におすすめです。

口が大きい物が多いため鼻までグラスに近くなり、香りも楽しむことができます。

やや甘みのある日本酒によく合います。

まとめ
お酒の容量で選ぶ
口が広がっているものほど香りが引き立つ
素材によって味が変化する

どうでしょうか?マイ酒器を選んでみたくなったでしょうか。
たかが器と思うなかれ、こんなにも大きさ、形状、材質で変化が楽しめます。
まず初心者の場合は、お猪口と木升を買ってみましょう。
驚くほど味や風味の違いがありますよ。

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